2018-10-06
皮鯨向付にムカゴを入れたお浸し
ムカゴは果実ではなく、いわば種の様なのもの。
山芋の蔓がどんどん伸びていって枝分かれをしていき、その分かれた部分につく丸い肉芽なんだそうです。
そのムカゴが土に落ちるとそこから芽が出て山芋ができる。
初めて知ることで驚きました。
このムカゴ、晩秋にかけて美味しくなるそうですが最近ではあまり見かけません。
だから、見かけたら必ず買って帰ります。
ムカゴご飯にしたりアヒージョに入れたり、そして最近のお気に入りはお浸しです。
ムカゴはちょっと塩をまぶして蒸しておきます。
あとはお好みのお浸しに、ただ入れるだけです。
今回はほうれん草、焼き椎茸、ゆずの皮のお浸しに入れてみました。
千鳥酢と柑橘の酢で少しさっぱりしたお浸しにしてみました。
器は中里隆の皮鯨の向付。
皮鯨とは唐津焼に昔からある装飾方法で、器の縁を鉄釉などで縁取りしています。
それがちょうど鯨の背の皮の様に見えることからそう呼ばれています。
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