2018-12-05
中里花子の高脚のうつわ
うつわは気がつけばどんどんと増えてきて、時々収納に困ることがあります。
「重ねられるうつわ」が重宝され、器にも合理性が求められるこの頃。
時短を声高に、慌ただしくバタバタと目の前を通り過ぎていく人たち。
そういう人たちを見ながら、つい早歩きになってしまう自分。
でも、こういう世の中だからこそ凸凹の器や背が高い器、所謂、収納に困るうつわが愛おしくなります。
脚付きの器は大昔から日本には存在していて、特別な日に使われていたようです。
脚がつくとなんだかフォーマルな雰囲気になります。
そしてテーブルに並べたときにリズム感が出ます。
ご紹介する器は中里花子の緑青磁の高脚皿です。
使っていくうちに貫入が少しづつ育って行き、それも楽しみの1つです。
この器にはアラブ料理のフムスを盛りました。
フムスのレシピはこちらでご紹介しています。
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