2018-12-07
カラスミと中里花子の小さな角皿
安土桃山時代に中国から長崎に伝来したと言われる、カラスミ。
豊臣秀吉が唐津を訪れた時、代官の鍋島信正に『これは何か』と尋ねたところ、
シャレで『唐墨』です、と答えたことから『カラスミ』と呼ばれるようになったという説があります。
昔、亡くなった叔母がカラスミをお歳暮として手作りしていたのを思い出します。
昔はそれほど高くなかったカラスミも価格がどんどん上っていき、そう簡単には食べられない時代に。
悲しんでいると、カラスミを少しお裾分けしてもらいました。
日本酒にピッタリです。
カラスミは中里花子のダークブルーの小さな角皿に。
大根の白とカラスミのオレンジが映えます。
カラスミはいろんなところで作られているらしく、イタリアではアペタイザーとしても食べられるそうです。
パンに薄く切ったカラスミをのせ、レモンとオリーブオイルをかけて食べる。
これも美味しそうです。
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